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自然(環境)
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大崩山と祝子川渓谷
大分県と宮崎県にまたがる祖母傾国定公園内に「大崩山(1,644メートル)」はあります。
花崗岩で形成された雄大で険しく美しい山であり、全国各地から多くの登山者が訪れる名峰です。
春に見頃となるアケボノツツジや夏の新緑、秋の紅葉、冬には雪が積もることもあり四季折々にその姿を変えます。
大崩山の山中に端を発する「祝子川」は、鮮烈で清らかな水をたたえ、巨岩や流れが穿った岩なども多くあり、周りの木々と相まって、壮大さと自然美の調和する「祝子川渓谷」を形作っています。
「大崩山」・「祝子川渓谷」は、モミ・ツガ・ナラ等の原生林やササユリ、モウソウキンメイチク(天然記念物)といった希少植物も自生し、ニホンカモシカ(特別天然記念物)なども生息する自然の宝庫であります。
なお、周辺一帯は森林生態系保護地域、国定公園に指定されており、植物の採取や焚き火、登山道以外への立入はしないようお願いします。









神さん山
大崩山の麓、祝子川地区にある国内有数のイワクラとされるパワースポット。竹林に囲まれた240段の石段を登った場所にあります。高さ24メートルの巨石と15メートルの巨石が支え合い、その根元に高さ約2メートルの三角形の岩が鎮座。その神々しさは訪れた人たちを魅了しています。もともと縄文時代の洞穴遺跡で、一時期祝子川神社として祀られていました。



祝子川のモウソウキンメイチク
タケは、イネ科タケ亜科の多年性常緑木。モウソウキンメイ(孟宗金明)は、モウソウチク(孟宗竹)の突然変異で、黄金色の縦縞が節毎に交互に出現するもので、モウソウキンメイチクの発生本数も多く、学術上の価値が高く国の天然記念物に指定されています。

北川湿原(家田湿原・川坂湿原)
北川湿原は、延岡市北川町の家田地区と川坂地区に広がる湿地で、東九州自動車道北川IC(道の駅北川はゆま)から車で数分の距離に位置しています。
家田湿原(18ヘクタール)と川坂湿原(2ヘクタール)を総称して北川湿原と呼んでいます。
ラムサール条約湿地潜在候補地(H22環境省)、宮崎県の重要生息地(H20)、日本の重要湿地500(H13環境省)に指定され、絶滅危惧種の動植物が50種以上生息する学術的にも極めて価値の高い湿地です。
湿原を代表するものは、コウホネと呼ばれるスイレン科の植物。家田川と川坂川に1000株以上生育し、日本一の規模とも言われています。
葉はスイレンに似ていて、水上に伸びた細長い茎に黄色い花が付き、5月から11月まで観賞できます。
コウホネ以外にもキタガワヒルムシロ、セキショウモ、サデクサ、ナガエミクリなど、四季を通して珍しい植物が楽しめます。
北川湿原は、トンボの楽園とも言われ、これまで40種を超えるトンボが確認されています。特に、イトトンボの仲間が多く生息し、代表的なものではグンバイトンボ。雄の中足と後足の4本に、白い葉っぱのようなものが付いていて、それが相撲の行司さんが持つ軍配に似ていることからグンバイトンボの名前が付けられました。
5月から7月頃、湿原を飛び交っています。さらに、メダカ、ドジョウ、ナマズ、ゲンゴロウ、アメンボ、イシガメなど、絶滅危惧種に指定された魚や水生生物を日常的に観察することができます。


ゲンジボタルの群生地
昔、北川町内では川や田んぼ、家の周り、いたるところで見られたホタル。シーズンには、「山が動く」と表現されるほど多くのホタルの乱舞が見られました。今ではその数を減らしていますが、延岡市北川町は全国でも有数のゲンジボタル群棲地のひとつに変わりは無く、北川町が誇る深い山や大きな森、美しい水が流れる自然環境とホタルを守ろうとする熱意を持った人たちの手でホタルをしっかり守り、育てています。
令和8年4月にリニューアルオープンした「ホタルの館」には、ゲンジボタルの飼育室があり、ホタルの幼虫観察ができます。





